北西から南東の方向に続く、細長い敷地が今回の計画地です。
両側道路に面しており、北西側は交通量の多い道路が、南東側には細い路地が通っています。路地を挟んだ向かいには緑豊かな公園があります。
この立地を生かし、店内のどこにいても奥行方向の広がりや周囲の自然を感じられるような空間になるようにしました。
道路側(表口)、路地側(裏口)どちらからも店内に入ることができます。また、店内の一直線の通路を通じて両側の空間がつながります。通路横に厨房・キッチンスペースを配置しました。京町家の『通り庭』の発想にも通じるつくりです。
テラス席もある庭は、路地に面した静かな場所に配置。庭に面する大きな開口部から、外一面に広がる公園の緑を眺めながらゆったりとコーヒーを楽しむことができます。吹抜け上部のハイサイドライト(高窓)により、一層明るさと開放感を感じられます。
ランダムな木のパネル貼り(外壁の一部と、表入口扉)や、屋根とひと続きのガルバリウム鋼板の外壁がインパクトのある外観ですが、内装は白を基調とした落ち着いた雰囲気にまとめました。
建物種別 | 木造 平屋 | 建物用途 | 飲食店(cafe) |
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使用素材 |
【床】 モルタル仕上 【壁】 塗装仕上 【天井】塗装仕上 【外壁】ガルバリウム鋼板 【屋根】ガルバリウム鋼板 |
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