こんにちは。
先日少しお知らせした大規模改修工事物件をご紹介します。
こちらのお宅は、路地の奥にある築40年以上の一軒家です。

初めは新築も考慮して打ち合わせを重ねましたが、土地形状の関係で法規的な問題があり、躯体等は一部残したまま、内部を中心に改修工事を行うことになりました。
間取り変更や耐震補強、設備の取り替えも全面的に行います。
昨年からの工事の様子です。
築年数が古く不安定な箇所もあるため、解体や補強は順番も考えて慎重に行いました。

【解体中】
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【解体後(天井部分の梁は、補強を入れてから壊します)】
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新たに基礎をつくるため、ベースのコンクリートを全面に打ちました。
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基礎立ち上がりをつくっています。
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基礎の上に土台を敷いています。外周部分の基礎・土台は既設のものの隣に並べる形で施工。
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屋根を支える補強を入れた後、天井部分も解体しました。
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土台の上に柱、そして新たな梁で軸組をつくっています。既設の壁と屋根の中に新しく家を建てている感覚です。
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筋交いや金物もしっかりと施工し、工事前は心配だった耐震面を補強しました。
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床組みをし、断熱材・床下地を貼っています。
3ヶ月程かけて行なってきましたが、建物の新しい骨組みが出来てきました。
これから更に進んで内装等の工事へ入り、内部は新築同様に仕上がる予定で楽しみです。
今後もご紹介します。
By.Sakada