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- 現場レポート -

2011年11月1日[火]

名古屋市 A様邸 新築工事 ~地盤改良工事~
こんにちは、山田です。
工事の始まったA様邸の地盤改良工事を紹介します。
通常、地盤改良というとコンクリートの杭等で支える工法が一般的ですが、今回はコンクリート杭の代わりに砕石パイルを使った、HySPEED工法を採用しました。
(比較的新しい工法で、一般的にはまだまだ馴染みの少ないものです)
メリットは様々ですが、主なものを挙げると・・・
●地震時には現地盤と複合的に面全体で支えるので、安定した強さがあります。
 また、砕石パイルは水圧を逃がす効果があり、液状化による地盤沈下を防ぐ効果もあります。

●天然の砕石しか使わないので、土境汚染や環境破壊による周辺地域への悪影響を起こしません。

 CO2排出量も削減出来ます。

●産業廃棄物(コンクリート、鉄パイプ)として扱われないので、将来取り除く必要がありません。

 (将来家の建て替えをするときも、同程度の家であれば繰り返し使えます。)

 また、埋設物とみなされない為、土地の資産価値も下がりません。

一言でまとめるのであれば、環境にやさしい工法と言えると思います。

施工の流れをご紹介します。

掘削:HySPEEDドリルを回転させ、予定の深度まで地面を掘削します。

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天然砕石投入:直径2~4cmの天然砕石だけを使用し、その他余分なものは一切使用しません。

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パイル形成;ドリルを掘削とは逆に回転させ、砕石に圧力をかけながら1本づつ正確に施工します。

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砕石パイル完成!

地盤改良の方法は、土地の地盤の特徴や予算に応じての判断となりますが、1つの選択しとして魅力的なものだと思いました。
By.Yamada
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